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今回記録化しておきたいのは2009年5月に体験した非常に心地よかった散歩のお話である。


正確には2009年5月23日土曜日。この日の散歩開始は19時を回ろうかという時間。
陽のある時間帯の散歩ではないが、いつもの 深夜徘徊 夜散歩ほど深い時間ではなく、自分にとっては珍しい時間帯からの散歩開始となった。



この日は翌日が休みだったため時間的余裕、精神的余裕があり、長い距離を歩きたいという欲求が強くあった。

北か南か、はたまた東か西か。

どこに向かおうかと思案することしばし・・・・・



そうだ!晩ゴハンを食べるために、鶯谷にあるオキニイリの大衆食堂に向かおう。



そんな思いがわいてきた。こうなると話は早い。

両手がフリーになるよう肩掛けカバンをたすきにかけ、「都内詳細地図」「方位磁石」「ipod」を乱雑に詰め込むといそいそと自宅を飛び出した。

なお、自宅から鶯谷まではおよそ8km。小学生の遠足かサンポマニアでもないかぎり徒歩で向かうような距離ではないことを記載しておく。(笑)











庚申塚に降り立つ





自宅を背にし、まずはライフラインである都電にて庚申塚(こうしんづか)」の電停まで移動。庚申塚に降り立ったのはこんな時間。




19時24分、散歩開始





いよいよゆったりと、まったりと、町並みを楽しみながら夜散歩の開始である。




今日はどんな旅になりますでしょうか。期待大。





庚申塚電停は巣鴨地蔵通りに一番近い電停。この辺りは本当になじみのエリア。地図を見ることも無くJR巣鴨駅方向へ南下していく。




巣鴨地蔵通りに突入





なんだかいつもより幻想的に見える地蔵通りの景観を楽しみつつ、





おはぎで有名な「和作(わさく)」や・・・・・・



巣鴨地蔵通り「和作」



これまたなじみの「ときわ食堂」を横目に見ながら地蔵通りをどんどん進む。



おなじみの「ときわ食堂」



さすがに地蔵通りの夜は早く、20時前だというのに人もまばら。


そのせいもあってか普段は目につかないようなものが目に飛び込んでくる。

例えばコチラ。



コチラは「杉養蜂園」




「杉養蜂園」というハチミツ屋さんがあるのだが・・・・・








こんなイカシたロゴだったっけか?  (笑)




どうよこのデザイン。マルス。




マルス印!

まるで高速道路から一般道につながるルートのようじゃあないですか。え?意味が分からないって?
察してください。(笑)




巣鴨地蔵通りの中ほど




そのまま歩くこと15分ほどで巣鴨地蔵通りは白山通りに合流。JR巣鴨駅前に到る。

駅前の「シャトーすがも」の妖しいネオンの点滅を5ループほど楽しんでまた南下を開始。



コチラは巣鴨駅前「シャトーすがも」




白山通りを水道橋方向にどんどん歩く。




白山通り沿いの巣鴨~千石(せんごく)にかけても日ごろお世話になっている飲食店は多い。


この辺りでご飯を食べようと考えるとき、東京ではよく見かける「日高屋」や(全国チェーンなのかどうかはよく知らない)東京ラーメンガイドブック的な本にもよく掲載されている「千石自慢ラーメン」などはスルーして、個人経営の飲食店をセレクトすることが多い。

例えばそれはラーメン屋の「きんぐ・すい~と」だったり・・・・



巣鴨駅から徒歩4~5分「きんぐすい~と」







「大沢食堂」だったりする。







ぜひ体験していただきたい「大沢食堂」




ちなみにこのお店のオヤジさんはもともとはこんな人。 ↓


http://www.youtube.com/watch?v=9zpMAVcvH5Q&feature=player_embedded


古くはキックボクシングのチャンピオンで、超本気でバリンバリンの格闘家だった人だ。是非この雄姿を見てから食べに行ってホシイっ!半端ではないぞ、このヒト(笑)


ココに行けばこんな方の手作りで定食を食べられるのだ。ホントに行きたい方は「千石」「大沢食堂」でググると良い。

余談ではあるが大沢食堂に行くならオススメはカレーではないところにあると思う。





しかしながら、今回の散歩ではこれらのお店もスルー。

今日の目的地は鶯谷。
もっと遠くまで歩く気まんまんなのだ。




そしてコチラは千石にある・・・・




大沢食堂の野菜炒めにもちょっと後ろ髪を引かれつつ更に南に向かって歩く、歩く。




千石を越え、不忍(しのばず)通りにぶつかったところで左折。そのまま右に弧を描きながら道なりに進むと上野エリアにつながっている。



この辺りに来ると自分にはだいぶなじみの薄いエリアだ。
カバンから地図を取り出し現在位置を確認し、再び歩き始める。











一路、本駒込方向に足を進めると『バンバンバザール・パピヨン』なるイカシた雑貨屋さんが目に飛び込んでくる。



バンバンバザール・パピヨン 店名はどっちだ?(笑)




「ウチはとにかく庶民の味方っすよ!」というポリシーが聞こえてきそうな店構えにニヤリとしつつ、また歩みを進めていく。



This is 庶民の味方!












不忍(しのばず)通り沿いの本駒込辺りには『駒込大観音』(光源寺)というお寺があり、往く者の目を楽しませてくれる。





駒込大観音







『駒込大観音』は明るい昼間に来て建物や観音様の造形を楽しむのもアリなのだが、ライトアップされた夜に来るのもとても魅力的なスポットなのだ。


昼間に来ればこんな景観が楽しめる  


Googleストリートビューによる昼間の駒込大観音
Googleストリートビューによる昼間の駒込大観音


余談になるが光源寺では音楽イベントが行われたり、劇団による舞台公演があったり、ほおづき市が開催されたりという地元密着型のホットスポットである。寺の境内でバンド演奏とか、パフォーマンスとかを許容してくれる素敵なお寺だ。



ちなみにこの日の境内では「水族館劇場」なる舞台公演が行われていた。



光源寺の境内




帰宅してから調べてみるとこんなものであった。


■上野経済新聞によるニュース記事
http://ueno.keizai.biz/headline/79/


う~む、ふところが深い。





なお、下の画像は20時45分頃。
ほうら、闇夜にぼんやりと浮かぶ白壁がなんと幻想的なことか。




駒込大観音にて。何を願うか。




うむ。よいタイミングでここを通過できたなぁ。
ファミリーは何を願うのか・・・・・。ああ、感慨深い。(笑)



「いやぁ、今日はコッチに足を向けてよかったなぁ。」



などと自己満足に浸りつつ、駒込大観音を通過。




時間を気にせず、かなりの開放感に包まれながらぶら~りぶらりと散歩は続く。

エリアはすでに本駒込を通り越し、住所は千駄木に。



住所はすでに千駄木



この辺りはサンポマニアの間では人気の高い、いわゆる『谷根千(やねせん)』エリアである。

谷中(やなか)、根津(ねづ)、千駄木(せんだぎ)の頭文字を取って「谷根千」と表現するのはこのあたりの地元の商店街やミニコミ誌でも推し進めている呼び方であり、決して俺の創作ではない(笑)


千代田線千駄木駅を通過し、谷中方向へ。





地下鉄メトロ 千駄木





・・・・と、ここである施設が目に留まる。







おおぉ?






目に止まったのは銭湯だった!








銭湯だ。







この日の散歩は時間的にかなり余裕のある散歩。行き当たりばったりおおいに結構。

うむ、銭湯。いいね!入りたい!


しかし、この日はもともと鶯谷の定食屋に行こうという目的で開始された散歩なワケで、当然タオルなどの用意も無く・・・・・・





























100円ですってよ。デフレ万歳(笑)





買っちゃった(笑)




やったね。手ぶらでOK!
万歳日本文化である。




昭和なディテールにうっとりだわ





デフレを実感しながら服を脱ぐ。





それにしても、散歩中にふと思いついて銭湯とは。非常に贅沢な時間だ。






「コレ原価はいくらよ?」





というタオルを握り締め、タイルに足を落とす。
軽く体を洗うとまずはぬる湯に身を浸す。






全身脱力して湯につかり、千駄木の朝日湯さんを心ゆくまで堪能。

カコーンカコーンとエコーのかかった手桶のアンビエント音を楽しみつつ、ぬる湯、あつ湯、水風呂、ぬる湯、あつ湯、水風呂を繰り返し、汗を流してさっぱり。

いや~、満足満足。




思いつきでこんなことができるってのはやはり東京下町の良いところだなぁ、なんてことを考えながら・・・・・・・・・・・・・・





























俺、至福の時間。楽しいなー。



鏡に映った俺を激写。(笑)


足首辺りを見ると鏡の中だということがよく分かります。マンインザミラー。

この画は記録に残すことが出来て本当によかった。またひとつリアルな東京が切り取れました。多分20年後でもこの出来事を思い出すことが出来るでしょう。




さてさて、そんなこんなでこんな時間。世界観を裏切らない柱時計にニヤリ。




時間は20時50分





自宅を出発してから2時間50分。



番台のおっちゃんにありがとうと言葉を発し、文字通り心も体もあたたまった状態で散歩を再開。






ありがとう、千駄木「朝日湯」さん







しばらく歩いて進行方向右手を見ながら撮ったのがコチラ。




目的地に近づいてきた




そう。もうここは台東区。
進んでいくと谷中霊園にぶつかる。



谷中霊園近くの寛永寺で三つ葉葵を見つけて喜んだりしながら、続く散歩。




「この紋所が目に見えぬかぁっ!」
この紋所が目にはいらぬかぁっ!ババーンッ!





谷中霊園をちょいと通過し、言問(こととい)通りにぶつかった交差点が下図。





下町風俗資料館こと、元「吉田屋」





江戸時代の建物が保存されている。
住所は上野桜木2-10。

詳細を知りたい方はコチラ↓で。

■台東区芸術文化財団による下町風俗資料館公式サイトURLhttp://www.taitocity.net/taito/shitamachi/husetsu.html




道なりにそのまま200~300m。




大好きな東京国立博物館の裏手辺り





この辺りが上野のお山のてっぺん辺り。

東京都美術館や東京国立博物館の裏手となる。




ここで言問通りを外れ、南下。上野方向に足を向ける。


更に200m程進み、左折。で、到着したのが・・・・・・










JR鶯谷駅





JR鶯谷駅。(南口)








目的地の定食屋は近い。

晩飯を食べようと決め、家を出てから何時間経過したのだろう?(笑)
こぼれ出てくる笑みを押さえながら・・・・・・





JR鶯谷駅を通過





京浜東北線、高崎線などをまたぎ・・・・・・・





鶯谷の町に入り込む





鶯谷の町に入り込む。






ナイス情景だよ鶯谷






まるで映画のセットのような路地を抜け・・・・・





なんとスペイシーな!(笑)



目指すは北口方向。





で・・・・・




見えました。10mほど先。



目的地が見えた!



目的地「信濃路」に到着。



今日の晩飯処『信濃路』



この店には本当に気の合う奴としか来ない。

なぜならなかなかこの雰囲気の良さを共感できないからだ。

だが、楽しめる人にはとことん楽しめる食堂だと思う。もちろん酒も飲める。ビールもある。居酒屋でもある。




早速店に入り、店内のメニューを目で追う。


「信濃路」店内。さて、何を食おうか?



さぁて、何を食おうか・・・・・。



店内には無数のメニューが




決めた。





「すんませ~ん。モツ煮定食しらたき煮。あと納豆も付けてください。」



カウンター越しに本日の晩飯をオーダーし、待つこと数分・・・・・



店内はなんともあたたかい雰囲気




で・・・・・











モツ煮が来た!



来ましたね。揃いました。









19時頃家を出て、紆余曲折の末、23時を回り、やっと本日の夕食。

お腹ペッコペコである。




改めて見ると偏ったオーダーだ(笑)





いただきます。モグモグモグモグ。








不味いワケがねぇ!






店内を見渡せばこんな感じ。




鶯谷駅前「信濃路」。また来よう。





この鶯谷駅周辺はラブホテル街のため、深夜でも人が集まる。

そのためこの信濃路はなんと24時間営業

だからこんな遅い時間の食事開始でも全く問題ないのだ。


店の雰囲気50%、料理30%、店内の人々ウォッチング20%くらいの割合で信濃路を堪能。


モツがちょいと冷めていたのが残念などと言うのは私の我が侭だろうか。




しかし、圧倒的な感動間に包まれ、本日の散歩及びイベントの終了。



鶯谷駅から終電間際の京浜東北線に乗り、王子を経由して帰宅となった。





鶯谷から帰宅





そんな36歳の春の散歩。

思いつきの奇行にも東京は寛容であった。



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↓闊歩マンと一緒に信濃路に行ってみたい!と思ってくれた方の数。(笑)さあて、いるかな。
  
コメント
行ってみたい
銭湯がいいですね。私も銭湯が好きですが自分が住んでいる近隣の銭湯にしか行かないので離れたところにある銭湯に入るのが楽しそうだと思いました。次の散歩を楽しみにしてます。
---------- 練馬在住のネリマー [ 編集] URL . 11/24, 21:22 -----
書き込みありがとうございます。
銭湯は良いですよね。
どんどん銭湯の数が減ってしまっている今が体験しておく最後の
機会かもしれません。遠くの銭湯も良いものだと思いますよ~。
ということで自分は次は足立区にある銭湯訪問を考えています(笑)
これからもよろしくお願いします。
---------- 闊歩マン [ 編集] URL . 11/25, 22:05 -----
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