上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
少し前のエントリーとなるが、長い間まとめてきた桐ヶ丘レポートも一応の完成となった。
桐ヶ丘レポートはそれ自体で完結しているためあの形態(文体)で良いのだが、本来この3poManiaxはもっと砕けたものである。一人称も「俺」だったハズだ。

「しばらくふざけた書き方をしてなかったからノリわすれちゃったよ(笑)」ということで桐ヶ丘レポートからの反動もあり、「ゆるさ」を積極的にフィーチャーして書き進めていこうと思う。うん、そうしよう。





さて、それではどこから話を始めようか・・・・・


猛暑が続いた2010年のこの夏は、暑さ好きの俺にとってはすさまじくシアワセなサマーシーズンだった。

後年にも思い起こせるように書いておくと、2010年の夏は気象庁が記録する連続熱帯夜記録を更新した猛暑シーズンであった。ガリガリくんの在庫切れが続出し、エアコンが飛ぶように売れた夏であり、熱中症によって人が亡くなったという報道も連日耳にした。異常と表現されるような暑い夏だったのだ。

そんな暑い日々を実感するため、このサマーシーズンは積極的に外出することが多かったワケだ。

今回のエントリーではそんな2010年サマー外遊び体験の中からひとつを書き残そうと思う。
2010サマーの俺的大爆笑体験である。





時は2010年7月16日(金)。
この日の夕方は東京都北区十条台に行こうと決めていた。

実は桐ヶ丘レポートを作成した過程でこの日にこんなイベントがあるという情報を得ていたのだ。

コレコレ。 ↓


北区内のお知らせ掲示板をチェックした


いや、デイキャンプのお知らせのほうではなくこっちだ。


こんなイベントのお知らせを発見!


そう、十条台にある『自衛隊十条駐屯地』で行われる盆踊り大会に行くためだ。
東京都北区十条地域に馴染みの無い方に補足すると、この自衛隊主催の盆踊り大会は毎年行われている恒例行事であり、年に一度この日は駐屯地の敷地の一部が一般に解放され、盆踊りを通して地域住民と自衛隊員とその家族達が共に夏の始まりを楽しむことができるのだ。この辺りに住んでいる者にはそれなりに知名度の高いイベントになっている。
※開放されるのはあくまで駐屯地の一部のみです。敷地内の好きな場所を自由に見学できるわけではありません。

2010年4月~7月頃にかけての時期は、桐ヶ丘レポートのフィールドワークで戦前の軍事関連施設の名残りを探すような散歩を多くしていたため、旧来からの軍用地であったこの地で行われる盆踊り大会にはいつにも増して訪れたい気持ちが強かったのだ。

ちなみに俺が始めてこの盆踊り大会の存在を知り、実際に訪れたのは10年程前だったように記憶している。以来、これまでに3回訪れたことがある。


そういった前提があり足を運んだのが、


十条自衛隊駐屯地正門


東京都北区にある『自衛隊十条駐屯地』というワケだ。
なお地図で見ると場所はこの辺り。桐ヶ丘レポートの資料集めでもお世話になった北区中央図書館もすぐ隣にある。最寄り駅はJR埼京線の十条駅だ。



より大きな地図で 自衛隊十条駐屯地 を表示

※十条駐屯地について詳しい説明は以下からドウゾ
■wiki 十条駐屯地解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E6%9D%A1%E9%A7%90%E5%B1%AF%E5%9C%B0


桐ヶ丘レポートの1回目エントリーにて北区中央図書館の外壁は戦前の兵器廠レンガ倉庫を利用していると書いたが、この十条駐屯地の門もその時代のレンガを利用したものだ。


正門にはこんな説明プレートがある


ここまでは敷地が一般開放されていない普通の日でも見る事ができるが、ここから先は盆踊り大会と言うイベント故に足を踏み入れることのできるエリアだ。
通常は民間人が入ることのできないそういった空間で盆踊りという、ここでしか味わえない感覚を楽しみながらいよいよ駐屯地に足を踏み入れていく。


盆踊り気分が盛り上がる正門の様子


正門横ではよく交通量調査の時にカチカチやるカウンターを持った自衛隊員が目に入った。「へぇ、入場者数を数えているのか」とその場を通過しようとすると、おお!


来場者数がカウントされていた


もうこんなに人が入っているのかよ!分かりやすい表示をありがとう。(笑)
日本野鳥の会もびっくりのカウントっぷりを堪能しながら敷地の奥に進んで行くと大きなやぐらが見えてきましたよ。お、西日がちょうど空にコントラストを作っていい感じだぞ。


十条駐屯地に設営されたやぐら


やぐらの周囲だけでなく、敷地内のいたる所にレジャーシートを広げたファミリーがあふれている。


民間人であふれる十条駐屯地


これから始まるイベントを楽しむための準備にみな余念が無い。こりゃ子供たちは喜ぶわ。


踊り自体のスタートはもう少し暗くなってから。今のうちに暗くなったら見えなくなってしまう周囲の雰囲気をよく味わっておくことにする。

自分の日常生活の中で自衛隊員や自衛隊施設との接点は皆無と言ってよい。それだけにこの敷地内で散見される情報はとにかく新鮮なのだ。フレッシュフレッシュ。
例えばこんな光景はどうだろう。


補給本部建物


文字での表記を見ると自衛隊施設なんだと言うのが改めて認識できる。


海自補給本部が入っているようだ


と、よく見れば・・・・・


レンガがあしらわれた建物01


おお、こんな所にも赤レンガ!たぶんコレも戦前に焼かれたレンガでしょう。


レンガがあしらわれた建物02


感動したついでにトイレをお借りしておきました。犬のように印を残してきた気分です。
(一応補足しておきますがこの日はトイレも一般開放されており自由に使用できるようになっていました。進入禁止区域に入りこんで用を足したわけではありません。って、補足せずとも当然か?(笑)


レンガがあしらわれた建物03


こうやって、盆踊りだけでなく集まっている人々の様子や施設の様子も味わいながらじっくりと駐屯地内を移動。


十条駐屯地内を歩く


普段とは違った角度から見る電波塔もやはり新鮮だ。


十条駐屯地電波塔


こんな感じでブラブラしていたところオリジナルうちわをゲットできたので記念撮影。


記念撮影だ


うちわには航空自衛隊とあるが、十条駐屯地には航空自衛隊だけでなく、陸上、海上の各自衛隊も駐屯する。自分は特にミリタリーマニアではないので自衛隊についてはあまり詳しくないのだが、前述した赤レンガ門には陸海空の表記を見ることができる。こんな感じだ ↓


十条駐屯地正門左手にあるプレート


自衛隊員が座を作っている辺りには隊ごとに部隊名表記もあり、なんとも不思議な雰囲気を生み出していた。

例えばこんな感じだ。


施設部


情報処理部


うむ。上2枚の部隊名程度であればそれほど突飛な感じはしない。
一般企業のお花見で見かけてもおかしくないような光景なのだが・・・

更に歩みを進めていくと・・・


火器車両部プレート


む、急に違和感が・・・・


弾薬部プレート


というかコレはアレだ、違和感と言うより「非日常感」なのだ。
火器だの武器だのといった単語が俺の日常に浸透していない所以だ。


誘導武器部プレート


ヤバい、ここの人たち怒らせたら追尾ミサイル発射されちゃうよ!
と、あり得ない妄想をしばし展開。妄想の方向性も普段では考えられないようなものになる。危ない危ない(笑)

聞きなれない部隊名に改めて駐屯地内にいることを認識させられる。
こういう文字を見るとやはりいわゆる『世間一般で行われる祭事』とは別のものだなという印象を受ける。
(駐屯地で行われる盆踊り大会を否定しての発言ではありません。いわゆる盆踊りとは一線を画すということを表すために書いています。ローカルを楽しむ嗜好を持つ俺はこのような地域イベントが行われることにはむしろ肯定的です。)


そんな感じで雰囲気を味わいながら敷地を一周してくると・・・・


入場者数カウント2


おお、増えてる増えてる(笑)

周囲の人だかりはどんどん大きくなっているようだ。さすが十条台に根付いたサマーフェス。周囲を見渡せばこのにぎわい。


にぎわいを見せる十条駐屯地盆踊り大会


せっかくこういった環境にいるのだから「雰囲気に呑まれて」楽しみましょうと、カキ氷をオーダー。
汗まみれの自衛隊員がカキ氷を作ってくれました。(笑)


自衛隊madeシークヮーサーカキ氷


コレがそのシークヮーサーカキ氷。なんと100円。安っ!


カキ氷100円は安い


この盆踊り大会の目的はやはり「地域住民と十条駐屯地との年に一度の深い交流」という所にあるワケで、屋台で儲けを出そうといった類のイベントではないのだ。だから売られているものはどれも低価格。「自衛隊員が作った」という普段ではあり得ない部分も気分を盛り上げる要因の一つ。自衛隊madeのヤキソバとか、自衛隊madeのジャンボフランクとか、なんとも新鮮な響きがグッとくる。

そんなふうにイベントを楽しんでいるとだいぶ陽も落ち、やぐらのスピーカーからはいろいろな音頭が流れ始める。ちょうちんにも灯が入り、いよいよ気分が盛り上がって来る。


十条駐屯地のやぐらに灯が入る


来場者カウンターを見ればこの通り、


入場者カウンター値上昇


大盛況。十条台は盛り上がっていますよ!
(画像を撮り忘れてしまったのだが、最終的には入場者数は7,000人を超えていた。)
やはりこういった光景を見ると十条台に住む人々にこのイベントは浸透しているものなのだなあと深く感じるのだ。


十条駐屯地盆踊り大会にて


変に気取らない、ゆるくあたたかい空気感をもっと享受しようと更に自衛隊madeに手を出す俺。


自衛隊madeタコヤキ


自衛隊madeタコヤキだ!6個200円也!ドウダ!
お世辞にも「上手」とは言い難いこの出来栄え。青ノリもカツオブシもかかっていない無骨なルックス。だがそれが良い味だと思うのだ。この自衛隊盆踊りという場で、「外はカリカリ、中はトロトロ、あげ玉たっぷりで大ダコにも気を使っています」といった風の見事なタコヤキを出されてしまったらなんだか逆に気分が台無しになってしまうように感じるのだ。いや、これは決して茶化しているわけでも馬鹿にしているわけでもなく、本当に文字通りそう思っているのだ。それどころか見事な出来栄えのタコヤキが出てきたら「こんなに上手なタコヤキを焼けるようになるまで練習したのかよ、この自衛隊のヒトは?」とマイナスな想像までしてしまいかねない。
駐屯地という特異な空間で無骨な自衛隊madeと冷えた缶ビール、そして音頭BGMという雰囲気はゆったりと和むのにちょうどよいゆるさであった。うむ、満足。


売り切れ続出


そんなふうに十条自衛隊盆踊り大会を楽しんでいたところ、流れていたオバQ音頭が終わり、女性の声でアナウンスが。

「これより各部隊による仮装盆踊り大会を開始します。」

とのこと。
東京音頭の流れる中、改めてやぐら付近に目をやるとそこには仮装をした多くの自衛隊員たち。見ればプラカードに部隊名が明記されている。


例えば通信電子部は・・・・


仮装盆踊り01


ゲゲゲの鬼太郎。


仮装盆踊り02


航空部は女装。(分かり辛い画像ですみません)


仮装盆踊り03


というように各部隊が趣向を凝らしてイベントを盛り上げていた。

「やはり部隊名が入ると仮装も一味違って見えるよなぁ」と、仮装盆踊りを眺めていたところすさまじい衝撃が飛び込んできた。
それは『化学部』が近づいてきた時だった。


化学部のお出まし


『化学部』のプレートの後ろを踊りながら付いてくる隊員たちの姿は・・・・





















ぼっ防護服!?


ぼッ、防護服!?

うははははははは!
防護服ってソレ仮装じゃねーよ!(笑)
あっははははは、真面目に盆踊りしてるし!最高だ、ケミカル部!


防護服盆踊り


しかも複数人。手には発光ライトみたいの持ってるし。
この格好で


防護服盆踊り


「♪ちょいと東京お~ん~どヨイヨイ」

なのである。
完全にツボを貫かれた俺はひと目をはばからず大爆笑。
下は別の所から拾ってきた画像だが、こういった姿で盆踊りをしている面々がいたわけである。しかもやっているのが化学部ときた。


これで盆踊りって・・・


この場所、このイベントでしか成立しない自衛隊ギャグ。完璧だ。


ひとしきり爆笑し、笑いの波も落ち着いたところで飲み物でも買おうかと屋台のあるエリアに移動する。
ふと見れば屋台に並ぶ目玉のオヤジ。(自衛隊員)


目玉オヤジ


子供たちにパンチされ、ボコボコになっている後頭部。そんな様子を見てにぎやかに盛り上がる周囲。
こういった光景にも和ませていただいた。


目玉オヤジ陥没


この駐屯地で盆踊り大会というイベントを開催する目的が地域住民と駐屯地との交流にあるのだとすれば、十分に意義のあるものになっていると思う。


仮装盆踊り大会も終了し、全てのイベントのシメとして花火の打ち上げも行われた。


大会のシメは花火


この場所(自衛隊十条駐屯地)が戦前は火薬を扱う場所であったことや、戦後は米軍に接収されていた土地であった事を考えると駐屯地内で花火を打ち上げるなど夢のような話ではないか。盆踊り会場には多くのお年寄りも足を運んでいたが、この様をどのように感じたことだろうか。なんとも非常に感慨深い花火であった。
ありがとう、十条台のみなさん。


時間が合えば是非また来年も来よう。うん、そうしよう。


夏のイベントが1つ終わった





十条駐屯地め、なかなかやるなと思った方はクリックだ。 ↓

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村



スポンサーサイト
だれかひとりにだけでもいいから伝われこの思い!

これが俺の散歩に対する愛の具現化。ゆけ散歩マニア。








※参考までに
・このムービーはブログ「3poManiax」のインスタレーションムービーです。
・大まかな感情の流れは意図して制作しましたが、全体にストーリーはありません。
 ご覧頂いた方、各々が自分の経験をベースにストーリー展開を思い描いてください。
・画像は全て管理人「闊歩マン」の視覚を通して撮りためたものです。
 つまりこのムービーは私の中に記録されている瞬間の寄せ集めです。
 走馬灯ってこういう感じかもね。
・このムービーは「複数回繰り返し見れること」を前提に作っています。
 初見では判別できないような編集箇所が多々あります。
・画像内には仏像、筆文字、看板、広告など、特定の宗教や団体が
 判別できるものもありますがそこに意味は込めていません。
 また、特定の個人や団体に対するメッセージを含む類のものでもありません。
・作った本人が一番気に入っているシーンは「閻魔様の前で土下座する俺」です。(笑)




気に入っていただけたらポチリとクリックしてやってください。 ↓

にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ
にほんブログ村




ゆけ!散歩マニアよ!
と共感した人は拍手だ。(笑)
  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。