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感動散歩である。


以前の記録の中でも書き残していますが、年に何十回か行う散歩のうち、自分の感性にビシィッっとハマる、とても満足度の高い散歩を体験できることがワンシーズンに数回あります。

今回書き残しておきたいのもそんな散歩のひとつ。
2009年4月18日(土)に墨田区向島界隈を歩き回った記録となります。


かなりのロング散歩となったため、【前編】【後編】の2回に分けての散歩レポ。
今回はまずその【前編】となります。




なお蛇足となりますが、このほかにも記録に残しておきたい感動散歩があります。

・北区滝野川
・豊島区池袋
・台東区谷中、根津、千駄木
・文京区本郷
・小金井市


などがそれ。これらの記録化はまたの機会に。

では向島エリアを歩き回った話に戻りましょう。





この日の散歩候補地がなぜ向島周辺になったかというのには理由があります。
先日あるWEBニュースで『東京スカイツリー』についての記事を読んだのです。

乱暴に言えば東京スカイツリーとは東京に新しく作られるテレビ塔のこと。第2の東京タワーですね。完成するとこのタワーは高さ600メートル以上になるのだそうです。で、このタワーの建設地が墨田区曳舟(ひきふね)、押上(おしあげ)、向島(むこうじま)のあたりになっていまして、2009年の現在、猛烈な速さで建設が進められているんです。(この散歩を行った4月18日にはスカイツリーは17mまで建築が進んでいましたが、今日9月13日に調べたところ130mになっていました。モノスゴイ早さでヤツは成長しているぞ!笑)
当然タワーの建設だけでなく周辺地域の土地開発もガンガン行われてしまっており、この周辺の建物はどんどん取り壊され、町の様子が変わってしまっているという話を聞いたのです。


※スカイツリーについて詳しく知りたい方はオフィシャルサイトをどうぞ
http://www.tokyo-skytree.jp/



「今のうちに昭和の色が残る東京を体験しておかなければ・・・・」



その気持ちが今回このエリアを選んだ大きな理由でした。
なお、散歩をしたエリア及びスカイツリーの場所は以下をご参照のこと。
このエリアに馴染みの無い方には「浅草の近く」と言えばなんとなーく位置がつかめるでしょうか?


今回の散歩エリア


このエリアは東京スカイツリーができたあとは人の流れや文化ががらっと変わってしまうことでしょう。
都会の土地開発のペースってのは異常に早いと思うのですよ。

たとえば皆さん、原宿の「表参道ヒルズ」の辺りは以前はどんな風景があったか覚えていますか?渋谷駅前の「Q-FRONT」って以前は何だったか覚えていますか?新宿南口、明治通り沿いの「新宿タカシマヤ」が建つ以前はどんな景観が広がっていたか覚えていますか?都庁ができる前の西新宿の雰囲気は覚えていますか・・・・?

これがなかなか記憶に残っていない。

都内を移動していて真新しいビルに出会うたびに「アレ?ここって前は何があったんだっけ?」と回想するのですが、たいていはそこがどんな光景であったのか思い出せません。

だから、5年後、10年後にも東京スカイツリーが建つ前の向島を思い返せるようにしておこうと、この場所を選んだワケです。




さて、散歩レポに話を戻しましょう。
今回、まず目指したのは東武伊勢崎線の「東向島駅」
4~5年前に日光鬼怒川に行った際に通過したことはありますが、生まれてからこれまで一度も降りたことの無い駅です。うむ、楽しみ。

午前11時。少々遅めの行動開始。
まずはいつものようにホームタウンの王子からスタートです。


まずはいつもの王子駅


王子で京浜東北線に乗り、そこから上野を目指します。
王子から上野までは快速に乗ることができればたったの3駅。時間にして10分程度です。


王子から上野へ


上野駅に到着すると中央改札を抜け、喧騒を横目に地下へ潜ります。


上野駅中央改札@ホーム内から


上野の地下に潜る


ここから利用するのは地下鉄銀座線。
上野のあたりまでは慣れた土地ですので、まだ『ホームタウン』という感覚がありますが、銀座線に乗り込む辺りで少し気持ちが変わってきます。慣れない土地を歩く新鮮さや軽い緊張感が散歩気分をより盛り上げてくれてくれます。軽い旅気分。いいすね。


ひとまず浅草へ移動


移動すること3駅。
上野→稲荷町→田原町を越え浅草駅に到着です。


東武伊勢崎線に向かう


浅草駅では多くの人が降車します。外国人観光客もたくさんいますねー。大半の人は「浅草寺はこちら」と案内されている方向に歩いていきます。そんな人の流れに逆らうように俺が向かったのは・・・・


東武線改札前


東武伊勢崎線です。非日常の風景を楽しみながら移動していると・・・・おおおっ!


スカイツリーのポスター


コレだ東京スカイツリー。さすが地元はもうスカイツリーで盛り上がってきているんですねー。
こんなポスターに感動しつつ、列車に乗り込みます。

列車は動き始めるとすぐに隅田川を渡ります。この隅田川沿いは桜の名所。4月第1週だったならば花見客であふれていたでしょうね。


伊勢崎線で隅田川を渡る



車窓からの風景を楽しむこと数分。隣駅の業平橋(なりひらばし)に到着。
この駅の横に東京スカイツリーが建設されるのです。駅のホームからも工事の風景が見えました。


業平橋駅を社内から見る



こんなに「あかぬけない業平橋駅」は数年後には見られなくなっていることでしょう。(笑)

そのまま業平橋→曳舟→東向島と移動。まずは最初の目的地到着です。


東向島に降り立つ


はい、東向島です。


今回東京スカイツリーの最寄り駅である業平橋で降車せず、東向島までやってきたのにはもちろん理由があります。

東向島にある『向島百花園』に行ってみたかったからなのです。

庭園マニアでもある俺は自宅近くにある六義園や旧古河庭園はもちろん、小石川後楽園、清澄庭園、浜離宮恩賜庭園、都心から少々離れた場所だと国分寺にある殿ヶ谷戸庭園などなど様々な庭園を訪問したことがあります。が、この向島百花園にはこれまで行ったことが無かったのです。ってなわけで今回この向島エリアを攻めるにあたり、百花園にも足を運んでおこうと考えたのです。


東向島駅から歩くこと5分ほど。明治通りにぶつかりました。
あたりをきょろきょろしてみると・・・・ほう、なじみの薄い地名が見えますね。


アウェイの地にて


四ツ木南砂ですってよ。

アウェイな土地であることを再認識。うわ~新鮮!

明治通りを横断すると目的地だと言うことを表すこんな文字が目に飛び込んできました。


むこうじま・・・


むこうじま・・・・・・


ひゃっかえ~ん


ひゃっかえ~ん!
間違いない。ココだわ(笑)

入り口を探しあて、いよいよ入園です。コンチワー。


百花園入り口


お、植物がたくさんありますね。しばし園内を楽しみましょうか。
期待に胸を膨らませ、百花園に突入です。


百花園内2


植物のあふれるガーデンをしばし歩き回ります。


百花園内1


百花園4


百花園3


百花園5


百花園6


ありゃ、もうおわちゃった。う~む。

向島百花園。なんと言いますか、きれいに手入れされた植物園といった趣き。
俺が庭園で楽しむのは植物を含めた『庭としての造詣』なのですが、ここはちょっとそれが薄いように感じられました。お花がきれいに並べられている部分には「手間がかかるんだろうなぁ」という感想を持つのですが、庭としてそれが楽しめるかと言うとまた別問題。俺の感覚には今ひとつハマらない庭園でした。

以上、向島百花園終了。



百花園から外に出て、あたりの散策を始めようかとしていると、出入り口のすぐ近くに『きびだんご』を売っているおばちゃんがいるのを発見。あ、いいね、買い食いしよう。


百花園入り口にて



屋台で売ってるきびだんごなんて初体験です。
ふむふむ。串にささったきびだんごを一度湯通ししてやわらかくするようです。


きびだんごを買ってみる


なるほど、ゆでるらしい



で、やわらかくなっただんごをおもむろにきなこの中に投入。まぶしてまぶして・・・・・・


きびだんごを仕上げてもらう



できあがったのがコレ。いただきまーす。


1本50円換算



もぐもぐもぐ・・・あ、うまいわ(笑)子供のオヤツといった感じですね。駄菓子感覚っすね。2本で100円也。ごちそうさまでした。

後から調べてみると向島のきびだんご屋さんは有名なのだとか。少し先にはきちんと店も構えていらっしゃいました。ありがとうおばちゃん。




そんなこんなでいよいよ向島散歩の開始。

今回のメインの目的はこのあたりのエリアの路地歩きにあります。

目的地を「鳩の街商店街」という商店街に定め、向島百花園をあとにします。


目的地である鳩の街商店街までの移動中も興味をそそられる建物がたくさんありました。




例えばこんな建物とか・・・・


向島の町並み01



例えばこんな駄菓子屋さんとか・・・・



向島の町並み02



ホラ、2009年なのにこの味。


向島の町並み03



うむ。すっかりこの町の魅力にヤラれてしまっていますよ。時間が止まってしまっているみたい。


まったりと、周囲の雰囲気を楽しみながらスキだらけで歩いていると・・・・・

むむ?消防団?

向島の町並み04


ちょ!なっ?何気なくスルーするところでしたがちょっとコレ


向島の町並み05





やなせ先生には許可取ってますか?






さっきの駄菓子屋さんもそうですが、個人商店にはかっこいいのがゴロゴロありますゼ(笑)ほら。



向島の町並み06


なんてイカシた肉屋さんなんだ!

いいねぇ、このオリジナルフォント。


しかも!



向島の町並み07



いい電話番号持ってるなぁ(笑)






昭和40~50年代の香りに陶酔です。(笑)

白地のプラスチックにカラープラスチックのカッティングで作られたお店の看板。これが良い味を出しています。フォントも現代のように「MSPゴシック」だの「HELVETICA」といった定番の無い時代ですので、お店の数だけオリジナルフォント(&ロゴ)が存在します。


こういったものを観察し、ニヤニヤしながら町をウロウロ。



更に辺りを楽しもうと、ちょいと一本裏通りに入ってみるとこんな酒屋さん。


向島の町並み08



これまたイカシたオリジナルフォント。



向島の町並み09



「ブドー酒」ですってよ。いいすね。


こういったカッコイイ町並みをチェックしたい方はこの辺りへドウゾ。


このイカシた町並みはこの辺り



魅力的このうえないこういった建物や町並みがスカイツリー完成後も残るといいなぁと考えながら鳩の街商店街を目指します。



ふと顔を上げ、遠くを見てみると・・・

とても象徴的な風景が飛び込んできました。


2009年4月18日於向島



何十年も続いているであろう糸屋さんの背後に近代的な高層マンション。





こんなリアル東京を楽しみながら闊歩マンの向島散歩は後半へと続きます。

鳩の街商店街は想像をはるかに超えたタイムトリップを体験できるエリアでした。




以下、【後編】に続く。



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