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前回からの千住散歩の続き。
時は2009年12月2日水曜日の記録である。



宿場町の名残りを楽しみながら千住エリアを歩き回ること約2時間。
だいぶ日も暮れてきた。

千住宿場町通りを後に、以前から狙いをつけていた銭湯に向かって移動を始める。


宿場町通りの北端から進路を西へ。
沈む太陽を追いかけるように歩みを進めていく。

250mほど進むと国道4号線。
4号の下をくぐるように更に西に向かっていく。



日光街道の下をくぐり西へ



かばんからもう一度地図を取り出して確認すると、ここから600mほど西方向に道が続いている。千住住宅街の路地を歩くというシチュエーションに気分が高揚してくるのが分かる。

わくわくしながら目的地に近づいていく。



と・・・・・・

この辺りで周囲の景色の変化に気が付く。


日が暮れる時間帯の千住散歩



進む道のはるか先に沈みゆく太陽。

暗さの増してくる空。代わりに輝きだす電気の明かり。




夕暮れの千住を歩く




なんだろう、さっき宿場町通りを歩いていた時とは全く異なったこの空気。

闇に包まれる町と、夕焼けに染まる空、そして輝く電灯(もしくはダイオード)

それらのバランスが混ざり合い、辺りにとても非日常的な雰囲気を作り出していた。




千住寿町39




進む俺の目に『ニコニコ商店街』という名の虚構のような商店街が現れる。

個人的な感想で言えば「迷い込んだ」と表現したい。



ニコニコ商店街の始まり




そこは夢なのか現実なのかが一瞬分からなくなってしまうような空間だった。


いい雰囲気だなぁと、進む道の先に目をやった瞬間、素晴らしい光景が待っていた。

そこで写したのが以下のショット。


是非画像をクリックして、高解像度版で楽しんでいただきたい。









これが「2009ベストオブスペイシー商店街」だ



これだ、なんというスペイシーさだろうか。

青、紫、赤のグラデーション。はるか先まで続くグリーンの街灯。そしてそのグリーンに染まる町。

「千住中央診療所」の看板までグリーンに光る。Sをデザインした背景に立つ人々のロゴもまるで宇宙アカデミーのようじゃあないですか!


ここからの300mのほどが、2009年に俺の心を最も揺さぶった路地となった。

住所はこの辺り。


異空間千住



もうどこを切り取っても画になってしまう。

例えばこんな。 ↓




幻のようなニコニコ不動産




「ニコニコ不動産」である。


またしてもカンバン緑だし!

きっときちんと探せば日本のどこかに「ニコニコローン」も存在するのだろう・・・・





下校する小学生もほらこの通り。完全に異空間に迷い込んだ感覚だった。




帰路に着く小学生@千住




この空気感に包まれたままどんどん銭湯に近づいていく。



ニコニコ商店街中ほど。もちろん頭は3ケタ表記だ。



左右に目をやれば昭和の残る町並み。



「昭和」フィールがぐっと来る



スペイシーな空間にすっかり心がやられてしまっている。なんて魅力的なんだ!


雑貨屋も魅力的に見える


雑貨屋の店先に並ぶ商品もこの通り。


カラーチョイスもバッチリ(笑)


まるで「Tide」のような存在感のキーピングである。


Tide


いや、俺にはそう感じられたんですってば!(笑)





そんな情景を楽しみながらにやけヅラで商店街を歩いていくと・・・・

お・・・・・・



目的地が見えてきた



あ、あれかな?



千住「タカラ湯」に到着



到着!来ました、ココ。
今回の散歩の目的の銭湯、「タカラ湯」



ギリギリ日が暮れる前の到着ゆえ建物横方向からの全景も収めることができた。



タカラ湯全景



住所はコチラ。 



タカラ湯の住所はコチラ



見上げればこの彫り物。見事だわ~!


見事な宝船


なんだか東京っぽさというのか、いや、千住っぽさと言ったほうが的確か。そういう意気込みが感じられる。


木目を生かしたその彫りにうっとり


職人がこだわりを持って彫った感じと言えばなんとなくニュアンスが伝わるだろうか?


タカラ湯の宝船をしばし堪能し、建物の中へ。



タカラ湯にお邪魔する



こちらの銭湯に以前から来たいと思っていたのには理由がある。
この銭湯には立派な観賞用の庭があるのだ。
湯で温まり、まったりムードで庭も楽しもうとそんな狙いだ。


綺麗な店内



銭湯自体の造りは決して古くない。昭和60年代か平成の初期頃に改築されて現在に至っている感じだろうか。(全くの憶測です)

天井も高く、立派な造り。これがあと60~70年くらい維持されれば、さぞ素敵な味が生まれてくるんだろう。



天井が高い。立派。


いそいそと服を脱ぎ、ロッカーに押し込むと湯気の中に飛び込んだ。

カコーンと小気味良い音を放つ「ケロリン」にうっとりしながら、歩き回って疲れた体を湯に浸す。

※ケロリンマニアなあなたにはこんなURLをプレゼント。ケロリングッズがあるんだそうな。
http://www.mintworks.com/mutuwa/



熱湯好きの自分にも少々熱く感じられる湯温。そんなところにも「下町っぽさ」を感じてニヤリ。



熱めの湯を楽しみ、銭湯アンビエントを楽しみ、ひとまず湯からあがる。



熱い体のまま縁側の長椅子にどかり。



熱い湯につかった後は縁側から庭を楽しむ



さあ、庭を楽しもう。



タカラ湯の庭_01



散歩して、風呂に入って庭を鑑賞。贅沢。



タカラ湯の庭_05



ものすごい脱力感。和っチルだ。

※和っチル=日本情緒を感じながら脱力感に浸るチルの事。



タカラ湯の庭_03



タカラ湯の庭_04



タカラ湯の庭_06




タカラ湯さんありがとう。堪能させていただきました。



最後に自分の記憶に残すための記念撮影。




記憶に残すための記録完了




鏡の中の自分を激写(笑)
これでこの日のタカラ湯のことは忘れない。



タカラ湯ディテール




陽もとっぷりと暮れた千住の町に再び踏み出す。


月夜と雲がなんとも味を出す。



タカラ湯を後に再び路地へ



目の前にある個人経営の電気屋さんを覗けば・・・・・・・



異常にテクノなギア。何に使うものなのかはサッパリだ。



このテクノっぷり。
いったい何に使うための機材なのかさっぱりだ。上のキューブは何かのタイマーですか?
なんて80'sなんでしょうか。いかしてますね。




帰宅のため、足を北千住駅方向に向ける。


千住「おおもん商店街」_01


駅に向かうために通りぬける商店街もイチイチ魅力的。千住パワーにあふれている。


千住「おおもん商店街」_02


千住「おおもん商店街」_03



駅までの途中にある「氷川神社」(@千住三丁目)の造形を楽しみながら一休み。


千住「氷川神社」_01



お社もとても手が込んでいる。



千住「氷川神社」_02


うむ、職人技ですなぁ。


千住「氷川神社」_03


この辺りまで来るともう駅は目の前。

前編で歩き回った本町通り商店街も夜の装い。


夜の本町通商店街


昼間には見えなかった千住が見えてきた。


昼間には気がつかなかったいかしたロゴ


夜の北千住駅前


夜の北千住繁華街



北千住駅前の夜の雰囲気を楽しみ、本日の散歩は終了。


「やはり千住(&足立区)は面白い」と再認識する今回の散歩となった。



千代田線で町屋を経由し、都電にて帰宅。



都電にて帰宅





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今回の散歩エリアは足立区千住(せんじゅ)である。

千住は2010年1月現在、自分の中で東京の面白い町として上位10位にはランクインする町である。

自分が散歩エリアを選ぶときの基準として1つの目安となるのが『町の古さ(歴史)が感じられること』という点である。その基準で言うと千住は魅力の塊ともいえるエリアなのだ。

「千住」と言う町はもともと日光街道にできた宿場町である。お江戸日本橋を基点とし、栃木方向へ北上し、「日光東照宮」に参じるために作られたのが日光街道で、起点の日本橋から一つ目の宿(しゅく)が今回歩き回った千住というわけだ。


北斎の見た千住あたり

葛飾北斎 冨嶽三十六景 「武州千住」


現在、日光街道は国道4号線と名称を変え、東京から北方への物流をつかさどる重要な基幹道路となっているが、日光街道から少し外れると「旧日光街道」として街道筋が残っており、その道筋には江戸、大正の時代からの建物がいくつか残存している。そういった街道筋の雰囲気を楽しみながら千住の街を堪能しようというのが今回の散歩の狙いだったのである。

また、千住には以前から目をつけていた銭湯があり、その銭湯を楽しむ事も今回の目的のひとつである。


なお、東京都心近郊の宿場町として東海道の「品川宿」や、以前自分が住んでいた中仙道の「板橋宿」、甲州街道の「内藤新宿」(現在の新宿区四谷~新宿三丁目辺り)なども挙げられるが、いづれも近代的な開発が進んでしまっており宿場町として楽しめる雰囲気はほとんど残っていない。そのような観点からも千住はとても特別な街といえる。
余談となるが千住宿、品川宿、板橋宿、内藤新宿は全て日本橋から2里(約8km)の地点にある。



五街道マップ



散歩レポに話を移そう。

今回のレポも長いものとなるため【前編】【後編】の2パートに分けて記録化しておこうと思う。




まずは時を2009年12月2日水曜日に巻き戻す。

この日は平日に休みが取れたため、水曜の昼間に町を歩くという珍しいパターンでの散歩となった。
午前中に買い物や洗濯などを済ませ、千住への移動を開始したのはこんな時間。


本日の散歩開始時間



都電を使い、ひとまず目指すは荒川区の「町屋(まちや)」
町屋には都電、地下鉄メトロ千代田線、京成本線が集まっており、なかなかに活気のある街である。路地を歩けば昭和の時代から続く居酒屋、モツ煮屋などがありとても良い雰囲気を持っている。都電沿線では大塚、王子に続く規模の町だと思われる。この町屋エリアも2009年春に歩き回り、非常に心温まる散歩をさせてもらった経験がある。ま、その記録化はまたの機会に---。





町屋から地下鉄を使い、北千住駅を目指す。



サンポップマチヤ




サンポップマチヤのバランスの悪いフォントを楽しみながら地下にもぐり千代田線の改札へ。



千代田線町屋から北千住へ



千代田線町屋駅から移動すること1駅。北千住駅に到る。

なお、「北千住」という駅は存在するが「北千住」という地名は無い。このあたりの地名は「千住」である。


すっかり近代的な北千住駅



初めて千住に来たのは1992年頃。

以来、北千住を訪れたのは6度目になるが、来る度に目まぐるしく景観が変わる街だと実感。自分の記憶の中では駅ビルができたのも最近というイメージだ。



北千住駅ロータリーでまず俺を出迎えてくれたのはこんな光景。



北千住のこんなお出迎え



人から餌をもらう生き方に相当慣れているのか、俺が近づいてもまったく動じない鳩。
お出迎えありがとう(笑)

更に北千住の「住」にも鳩が住んでいるようだ。


住に住む鳩



北千住駅はさまざまな交通手段が集まるターミナル駅として発展している。

JR常磐(じょうばん)線、地下鉄メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線、2005年に開業したつくばエクスプレス、そして何系統ものバス・・・・。

こういった交通手段を利用する人が集中するため人の往来は多い。
なんと北千住駅は山手線以外のJRの駅としては都内で最高の乗降客数を誇る駅。このターミナルにかかわりつつ生活している人の数はとても大きいものなのである。


当然駅前の開発はかなり進んでおり、東京に住む人にはおなじみのデパート「ルミネ」や「○|○|(マルイ)」もある。



北千住駅前風景



そんな駅前ロータリーを背に「きたろーど1010」を西へ。



きたろーど1010を歩く


察しの良い諸兄はお気づきのことと思うが、
1010はもちろん「せんじゅう=センジュ」ってコトですぜ。


たぶんですが1010を「せんとう」と読ませてのセントバーナードキャラなのだと思います。


「千十バーナード」という理解でよろしいか?(笑)


もしかしたらこのキャラの名前は「千十(せんじゅ)バーナード」だったりするのかもしれません。

何重にもヒネリが効いているなぁ。
十条のJちゃんとは大違いだぜ(笑)

※「十条のJちゃんってなぁに?」ってアナタは以前の散歩「夜散歩のススメ【前編】」の文末辺りをご参照のこと。


このきたろーど1010通りをまっすぐ進めば国道4号線こと現在の日光街道に突き当たるのだが、今回の散歩の目的は国道沿いには無く、国道4号線までの間にある旧街道筋を歩くことにある。


千住にはいくつかの商店街が存在し、それらが集まってひとつの街を形成しているのだが、そんな中まず飛び込んだのはここ、「本町センター商店街」



魅力にあふれる本町センター商店街



住所としてはこの辺り。



本町センター商店街はこの辺り


わくわくしながら本町センター商店街の闊歩を開始。


と、まず視線を持っていかれたのがコチラ ↓


千住「鮒秋」


佃煮屋さんの「鮒秋」

どうですかー、この作り。


鮒秋の構えを楽しむ


宿場町がしのばれるその造りに俺うっとり。

商店街のホームページ情報によると創業は大正六年とのこと。よく現代まで残ったものだ。

江戸の香りを感じつつ、商店街を進む。


江戸の趣きを楽しむ



■本町センター商店街ホームページ内 「鮒秋」
http://www8.ocn.ne.jp/~honcho/shop/funaaki.html





続いて目に止まったのはコチラ ↓


通りに見事に溶け込んでいる竹内商店


竹内商店。

いいですねー。古~い建物が見事に現代に溶け込んでいる。こういう感じはホント、千住エリアの魅力。


竹内商店を覗いてみると・・・


カチャガチャの台数や店内の商品から見るに、下校時間帯には子供たちであふれるのだろう。


見事に昭和後期テイストが残る店内01


よく見ればさすが在庫の辺りに商店の歴史が見え隠れ。


見事に昭和後期テイストが残る店内02


キリンオレンジのイカしたデザインをしばし堪能。

ふう、しびれるぜ千住。やばいやばい。



人々や物の流れを観察しながら商店街を進む。




こういうニュアンスの昭和も残る





商店街を400m程進み、区画の切れ間まで来るとこんな風景が飛び込んできた。



足立区千住「東京芸術センター」というものらしい



これだ、この混ざり方だ。

江戸の街道かと思ったら隣にこんな建物。このバランスである。不思議。

でも、もっとびっくりするのはこのビルの先まで進むと突き当たりは・・・・・



ビルの足元には慈眼寺



寺だったりすること。(笑)




しかも・・・・・・


慈眼寺の彫り物



無料でこういうものが鑑賞できてしまったりする。

見事な彫り物である。


慈眼寺全景


もう千住エンターテインメントにすっかりやられている。



で、こんなお寺から2~3分歩いた区画には・・・・・・



The other side of 足立. といったところか。



来たぞ~、雑多な繁華街!



どんどん密集度が高くなる



「ナメんじゃねぇゾ!ここは足立ダゾ!?お!?」


って声が聞こえてきそうです。(笑)



駅に向かって歩いているとこんなアトラクションが!











足立の犬01



犬と遊べる。



足立の犬02



でも何故こんな高い場所に乗せられているんだろう?

と考えつつしばらく犬と遊ぶ。

その場を離れようとするも、「もっと遊んでよ」的な顔で俺を見つめる犬。



足立の犬03




この街は俺を楽しませてくれますねぇ。

こういう感じの混ざり方をしている街を他に知りません。うむ。




ふと見上げれば・・・・・・


これは・・・?


むむ、これは・・・・?


森永エンゼルでした


おお~、森永MILK。

昭和が残ってますね。

しかも・・・・・


なかなかお目にかかれない木造看板


マテリアルが木だったりする。すげぇ!(笑)



となりの喫茶店に至ってはこのレトロフューチャー。


ナイスデザインな喫茶店


スタートレックかよ!? 的な。


いちいちカッコいい


いや、どっちかって言ったら光子力研究所か?

シド・ミードもびっくりです。(笑)


このレトロフューチャー感覚ときたら!



そんなことを考えながら繁華街のカオスっぷりを楽しむ。

横路地を覗けばこんな感じ。



千住の路地裏



戦後から無計画に開発が続けられたであろう繁華街の町並みは、街道筋とはまた違った魅力を見せてくれる。
こういう一面もまた足立エリアを散歩する際の見所のひとつなのではないだろうか。



北千住駅すぐの繁華街


火災や地震に遭ったらどえらい被害が出そうだなと考えつつ、この雑多な飲み屋街を抜け、次に向かったのはコチラ ↓


千住「宿場町通り」



今日の狙いのひとつ、街道筋が楽しめる「宿場町通り」だ。



はきもの梶野



履物屋を横目で楽しみつつ、歩くこと100mほど、こんな建物が目に飛び込んできた。



宿場町商店街のイカした建築



カッコイイわー!板橋宿に行ってもこんなの見られないもの!

これは素晴らしいですね。



毛糸屋さんのようだ



衝動を抑えられなくなり、店主のおばあさんに声をかけて許可をもらい、内装まで撮らせてもらった。


この建物とこの商品はどうですか!イスギ(良すぎ)!



毛糸屋さん店内。天井が高い。




話を聞くとこの建物は大正時代に建てられたもので、建築から今年で86年とのことであった。



とても立派。生でおがめてよかったよ。



「天井がすごく高いんですね。」と驚きを伝えるとおばあさんは、

「堤防が決壊しても家財や商品を守れるように、2階部分は荒川土手よりも高くしてあるのだそうですよ。」

と教えてくれた。

なるほどー。しみじみ観察。立派な梁である。

これだけしっかりとした造りということは、きっともともとは食料などを備蓄する目的があったのだろう。例えばお米屋さんとか。


先人たちの知恵の塊をじっくり堪能。



重厚な構えに俺うっとり



おばあさんに感謝を伝え、マネキンに別れを告げ、宿場町通りを北上していく。



宿場町通りの中ほど


宿場町通りを中ほどまで進む。

この宿場町通りの中ほどには知人が営む古着屋さんがあり、ちょいと覗いていこうかと訪ねてみたのだが、残念ながらお店は閉まっている状態だった。


この知人の営む店舗も昭和初期の長屋(古民家)をベースに店舗として利用しているもので、とても味のある空間を作り出している。

なお、以前「インターミッション」と題して千住の町ぐるみイベントを楽しんだことを書き残したが、その際に撮った画像は知人の店の前で撮ったものである。(※この古着屋さんは2009年12月30日をもって惜しまれつつ閉店。2010年に形態を変えて新たにオープンさせる予定があるとのコトである。)

どんな雰囲気かを知りたい方は以前のエントリー「インターミッション【1】北千住」を参照のこと。



知人の営む店舗前を通過し、宿場町通りを更に進む。



次々に現れる古い建物を楽しみながらどんどん通りを進む。



例えば目に飛び込んでくるのはこんな建物。



街道筋の雰囲気たっぷり。旧横山家。



この建物は宿場町通りのなかでも特筆すべき古民家である。

後世にこの建物を伝えようという意図があり、よく見れば瓦や雨どいなどがメンテナンスされているのがわかる。
建物横方向から2階を見上げるとこのような感じ。


引きで撮るとこんな感じだ


職人の技が光る細工



非常に魅力的。鬼瓦や青銅の色あせがぐっと来る。


街道に面した建物正面の2階部分はこんな趣き。



街道に面した部分はこんな感じ


細部まで手入れされているようだ



通りを挟んで逆サイドには下の画像のような建物も残っている。

先ほどの建物よりは新しい時代に建築されたものなのではないかと思う。



こんなタイプの建物も


もともとは木造建築部分が露出した造りだったのだろうが、現在はトタンで覆われてしまっているのが少々残念。


更に100m程進むと見えてくるのがコチラ ↓



かどやの槍かけだんご


かどやの槍かけだんご(有名なお店)である。

なんとこの建物の建築は1907年とのこと。もちろん増改築は施されているでしょうが、100年以上前の建物が今でも『現役』というのが凄い。


「参勤交代の行列もこの道を歩いたのか・・・・」

と、時代を超えた想像が自然と頭に浮かんでくる。それもこのような建物が現代に残存しているが故か。やはりこのエリアの時代の流れ方は唯一無二のものである。








宿場町、街道筋の魅力を噛みしめながら歩みを続ける。

この辺りまで来ると宿場町通りも終わりが近い。


古い建物をうまく利用している


全長500m程の宿場町通りの終わりは交差点になっている。
そのまま100mほど北上すれば荒川土手にぶつかるという位置だ。


交差点から辺りをぐるりと見渡せばこんな建物も。


こんな年季の入り方をした建物も


この年季の入り方である。

後年にトタンを貼り付けたのではなく、もともとの設計段階からトタンで外装を考えられているように思われるこの建物。2階の屋根辺り、瓦とトタンの融合も魅力的。


たまらない劣化具合


全体的に「中国からの文化」といった趣もある。


その位置から後ろを振り向けば・・・・・・


こんな立派な民家も残っている


こんな立派な民家も残されている。



「今日の千住散歩も良い散歩だ」



と、今回の散歩はこのあたりで十分満足の行く散歩となっていたのだが、実はこの日の千住散歩の本当の衝撃はこの先に存在していた。


何百枚、何千枚と撮りためた2009年度俺散歩画像のなかでも特別と言えるビューが体験できたのである。

「2009年ベストスペイシー(宇宙的)商店街」と題しておこう(笑)


その衝撃的な風景との出会いと、感動的な銭湯体験は「魅力の宝庫の衝撃【足立区千住・後編】」にて。







12月の日没は早い。

日が暮れ、西の空がグラデーションに染まる中、今回のもうひとつの目的地である銭湯に向けて移動を開始する。



夕暮れの千住(日光街道沿い)


千住の本当の魅力はこれから展開されていく。






以下、「魅力の宝庫の衝撃【足立区千住・後編】」に続く。



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